中央値(メディアン)分析

解説

中央値(メディアン)とは、有限個のデーターを小さい順に並べた時の中央に位置する値です。
データーが偶数個の場合は、中央2つの値の平均(算術平均)をとります。
これのメリットは、たまたま少数の飛び抜けて大きな数値があっても、通常の平均値だと数値を大きく変化させてしまいますが、中央値であれば、変化しません。
説明の例としては、平均年収などが挙げられます。
例えば年収200万の人が9人いて年収8200万の人がいるグループの平均年収(算術平均)は1000万となってしまいますが、中央値では200万となり、実態により近いということが言えます。

これを踏まえて、中央値分析は、設定基準の設定期間の中央値を表すものです。

設定方法

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これは、前日高安値幅が、2日前の期間10日高安値幅中央値の2倍以上であることを表しています。

使用方法

通常時の数値よりたまに大きな大きな数値を出すような指標などの、より通常の数値に近いものを表したい時に使用できるかと思われます。