2016年03月31日 現在位置分析 解説 これは、設定要素におけるストキャス%Kに当たります。 設定期間における設定要素の最大値と最小値の中で何%の位置に設定要素の値があるかを百分率で表す指標です。 計算方法 現在値分析=(当日の要素の値-要素の最小値)÷(要素の最大値-要素の最小値)x100 設定方法 これは要素を寄引値幅率にした、1日前の現在位置が、期間5日間の寄引値幅の最大値と最小値の幅の中で、50%以上に位置するものであることを表しています。 使用方法 この指標は、50%以上だからといって価格の上昇を表すものではありません。 例えば、設定方法で使用している寄引値幅率ですが、これはローソク足の胴体部分の値幅を陽線はプラス、陰線はマイナスで表したものです。 仮に寄引き値幅率最大値を5、最小値を−5として現在値を2とした場合、計算式に当てはめると (2-(-5))÷(5-(-5))x100=70% と高い数値になります。ですが寄り付き値幅が2だったからといって上昇トレンドとは限りません。ただ決められた期間の間での寄付値幅の最小数値から最大数値の間で70%の数値であることを示しているにすぎません。 このように、要素によって示される内容が異なってきますので、足らないところは他の指標を使用することが必要です。