スリッページが発生するのはトリガー系注文の成行(RVS_TRG_MARKET、TRG_MARKET)ですので、通常の成行(MARKET)ではスリッページは発生しません。
例えば寄付きでの動作の違いですが、トリガー系成行注文は現在の価格を見てトリガー価格に適合するか判断してから成行注文を出すため、寄付きから約定まで一瞬間が空き、出来高が薄いところで約定するので、スリッページを設定しております。
成行(MARKET)は、最初に価格がつくところで約定し、出来高がかなり多いところで約定するので、自分自身の売買の影響で価格が動きにくいであろうという事でスリッページ設定を反映させないようになっております。
「TRG_LIMIT」は現在の株価がトリガー価格条件に合致すれば発注価格の指値で発注を出す注文で、「STOP」は現在の株価がトリガー価格条件に合致すれば成行の発注を出す注文です。
なお、「STOP」にスリッページがつくのは、「STOP」は普通の成行と比べて例え一瞬であったとしても間が空くのでスリッページを設定してあります(終値ではつきません)。
「以上」でも「と同じ」でも計算結果及び動作も同じですが、例えば「1日前稼働日経過日数が5日以上」と設定したが、通信トラブル等が発生し稼働日経過5日目に手仕舞いが出来なかった場合、「以上」ですと6日目に手仕舞い出来ますが、「同じ」ですと保有したままになってしまいます。
その為、「以上」の設定の方が良いと思います。
その動きをするのは、MITもしくはLITとなります。
MITは買の場合、現在値がトリガーより高い状態から下降しトリガーにタッチ
した場合に成行注文を発動する。
売の場合、現在値がトリガーより安い状態から上昇しトリガーに
タッチした場合に成行注文を発動する。
LITは買の場合、現在値がトリガーより高い状態から下降しトリガーにタッチ
した場合に指値注文を発動する。
売の場合、現在値がトリガーより安い状態から上昇しトリガーに
タッチした場合に指値注文を発動する。
はい、ケースによって変化することはあります。
例えば、手仕舞い条件を変える事によって資金の空きに違いが出て、仕掛ける事が出来る銘柄数が変わります。
「強制成行」にチェックを入れると、その注文が成立しなかった場合、成行に変わります。
例えば、手仕舞い注文の場合、翌日限定の指値を出して、もし成立しなかった場合は、手仕舞いできない可能性があるので、「強制成行」にします。
単純な四捨五入ではなく刻み値単位での四捨五入となります。
(スリッページも同様)
以下の設定となります。
・始値[[Bar[0]]>仕掛価格
・時間指定で寄付き
以下の設定となります。
・外部条件なし
・ストップのトリガーに終値[Bar[1]]>終値[Bar[0]]
・時間指定で大引け
はい、時間指定繰越注文はiTRADEに搭載しています。