複数の戦略をまたいでポジションを相殺する機能はありますか?

戦略間の枚数(株数)相殺機能はiTRADEにございません。

なお、現状、ほぼ全てのバックテストアプリでも、戦略間の枚数(株数)相殺機能は搭載しておりません。
それは、資金管理が、複数戦略とまとめた戦略バスケット全体だけでなく、個々の戦略にも紐つけられているため、相殺をするには、複雑な資金管理システムが必要になることも、その理由のひとつだと思います。

全ての戦略が同じタイミングで売買する場合は、まだ比較的簡単ですが、これが売買タイミングが異なる戦略間での相殺となりますと、相当複雑な機能を必要とします。
エクセルでは簡単にできることも、実は通常のバックテストアプリでは、かなり難易度が高い機能になってしまいます。
逆に言いますと、資金管理機能を持っていない、簡易的なバックテストアプリ(戦略ごとに固定枚数のシグナルだけを発生させる)であれば、戦略間の枚数相殺はそれほど難しくないのかもしれません。

iTRADEに採用されている注文方式はどのようなものがありますか?

現在、iTRADE for 国内株式(信用取引)で用意されている注文形式で用意されている注文形式は以下のとおりです。

[通常注文系]
成行(基本注文)
指値(基本注文)
寄成(設定の組み合わせ)
寄指(設定の組み合わせ)
引成(設定の組み合わせ)
引指(設定の組み合わせ)
指成(設定の組み合わせ)

[特殊注文系]
RVS_TRG_MARKET

RVS_TRG_LIMIT

TRG_MARKET

TRG_LIMIT

全ての注文は、オプションとして任意の時間指定(直接時刻指定又は、マーケット開始・終了時刻からのプラス・マイナス入力)が可能です。
iTRADEでは、リアルタイム注文までを視野に入れているので、内部的に特殊注文を処理する事で資金拘束を最小限に抑える機構になっており、トリガー判定はiTRADEが行い、最終的にブローカーには指値か成行を出す仕組みとなっています。