解説
この指標は、当初は個別銘柄の週足をベースに中長期的なタイミング指標として利用されていました。
その後、日経平均、TOPIX やNYダウなど市場のタイミングを測る指標として幅広く利用されるようになりました。
数値は、−100%〜100%の間を推移します。
計算方法
設定方法
使用方法
和光ボリュームレシオでは価格の動きを以下の4つの局面に分けています。
・発散エネルギー増大期 0%から最大値へ向かう期間
・発散エネルギー減退期 最大値から0%へ向かう期間
・蓄積エネルギー増大期 0%から最小値へ向かう期間
・蓄積エネルギー減退期 最小値から0%へ向かう期間
これらから
・蓄積エネルギー増大期から減退期に変化した地点が下降トレンドの終息、又は上昇トレンドへの転換とみる。
・発散エネルギー増大期から減退期に変化した地点が上昇トレンドの終息、又は下降トレンドへの転換とみる。
・-50%以下の時は底値圏、50%以上の時は天井圏と見る。
と一般的には言われていますが下記のグラフを見ていただくとレートに比べて和光ボリュームレシオが先行してピークが来ています。
そのため、使用する場合には工夫が必要と思われます。