2つの移動平均の乖離率

解説

期間の異なる2つの移動平均線の乖離率を求めたものです。

期間をどれくらいに設定するかにもよりますが、設定期間1を短期、設定期間2を長期とした場合、乖離率がーから+へ上抜けしたばかりなら少なくても短期的には上昇するのではないだろうかとか、乖離率がーから0に近づいたがまたーが大きくなってきたときには、下落状態になったのではないかと考えることができます。

乖離率に使用できる移動平均の種類

単純移動平均(移動平均、SMA)
加重移動平均(WMA)
指数移動平均(EMA)
修正移動平均(MMA)

計算方法

(設定期間1の移動平均ー設定期間2の移動平均)➗設定期間2の移動平均x100%

移動平均化できる要素

通常は終値を使用するが、それ以外で

始値、高値、安値、中値、通常価格、出来高、売買代金

と多彩な要素を使用することもできます。

設定方法

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これは、1日前期間5日間と25日間の単純移動平均線が、2日前、期間期間5日間と25日間の単純移動平均線を以上である事を表しています。(移動平均線は他の移動平均線にも変更できます。)

使用方法

長期移動平均が上昇傾向にあるときに、短期移動平均が上抜け(乖離率がーから+へ上昇)したときは、上昇がある程度続くと考え買い時と考えられます。(売りの場合は逆)

長期移動平均が上昇傾向にあるときに、乖離率が下落から上昇に転じると、上昇中の押し目を形成したので買い時と考えられます。(売りの場合は逆)