レシオケーター

解説

レシオケーターとは、一般的に日経平均(銘柄2)と個別銘柄(銘柄1)との乖離を表し、投資効率の良し悪しを判断します。
100%より大きいほど銘柄2より銘柄1の方が上昇率が大きくなり、100%より小さくなると銘柄2より銘柄1の方が下降率が大きくなります。
また、使用する場合の注意点は、必ず銘柄2のトレンド方向で考えることが必要です。
例えば、レシオケーターが100%以上あるからと銘柄1を買えば良いかというと、銘柄2が下落していて、それよりも緩やかに銘柄1が下落しているということもあり得ます。
また、銘柄1と2のチャートの動きが似ていないと、この指標で優位性を見出すことは難しいと思われます。

計算方法

レシオケーター=(銘柄1の終値÷銘柄2の終値)÷(銘柄1のn日前終値÷銘柄2のn日前終値)x100[%] 

※ 期間1:n日前

設定方法

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これは、1日前の25日前(当日から26日前)からの日経平均(銘柄2)と個別銘柄(銘柄1)のレシオケーターが100%以上であることを表しています。

使用方法

この指標は、銘柄2のトレンドを抽出する指標と、銘柄1と2との連動性を示す指標とを一緒に使用することが必要と考えられます。