この二つは同じような意味合いを持つようです。

ローソク足の上に長ヒゲがつくということは、一度大きく値を上げたけれども、 その水準を維持できずに値を戻しているということです。

その意味合いは、

１、上昇相場時
値を上げてきたものの値を下げた状態です。
これを一時的な押し目と見るかどうかですが、上ヒゲ陽線・上ヒゲ陰線の場合は、上昇トレンドの転換点とみられる
ケースが多いようです。
１本のローソク足という短い期間に、上げた分の大半を戻しているから、又は上げた分以上に下げてしまっているから、
押し目というより上昇力が弱まっていると考えるようです。
ただしヒゲの長さ、陽線か陰線か、ローソク胴体の長さによって微妙な判断は変わるようです。

２、下落相場時
この場合は、下落トレンドの中で、押し返されたとはいえ大幅に上昇したということで、下降トレンドが弱まってきていると
考えられるようです。
この場合も、ヒゲの長さ、陽線か陰線か、ローソク胴体の長さによって微妙な判断は変わるようです。
ただ、押し返されていますのでトレンド転換と考えるのは時期尚早かもしれません。