解説
価格の変化量に対する出来高の比率が、価格の移動性にどの程度影響しているかを示す指標で出来高のモメンタムオシレーターです。
この指標は、値が大きいとき(BRに対して相対的にMPMが大きいとき)は、価格が動き易く、値が小さいとき(BRに対して相対的にMPMが小さいとき)は、価格が動きにくい。
つまり、価格変化量に対して出来高が多すぎれば、価格変化に対する抵抗が大きく働き、反対に価格変化量に対して出来高が少ない、 あるいは適正ならば価格は動き易いという考えに基づいています。
EMVは期間単位での値が大きく振れやすいために移動平均となっています。
つまり、価格変化量に対して出来高が多すぎれば、価格変化に対する抵抗が大きく働き、反対に価格変化量に対して出来高が少ない、 あるいは適正ならば価格は動き易いという考えに基づいています。
EMVは期間単位での値が大きく振れやすいために移動平均となっています。
ですが、毎日大きく出来高が動くような銘柄には効果を発揮しにくいという弱点があります。このため、ある程度の水準以上でコン スタントに出来高がある銘柄以外では期待したような役割を果たせないケースもありますので注意が必要です。これは小型株にはあまり効果を発揮しない指標で あると言え、日経平均やTOPIXのような指数や大型株向けの指標であると言われています。