解説
ストキャスティックスというのはRSI同様“買われ過ぎ”、“売られ過ぎ”に着目したテクニカル分析です。株価は期間を区切ってその期間の終値の位 置に着目して観測していくと、上昇トレンドにある場合にはその期間値幅の上限に近づいていきます。また、逆に株価が下落トレンドにある場合には終値という ものは下限に近づいていくもので逆張りの投資手法においてよく用いられます。
1 期間
終値は期間値幅の真ん中近くに位置している。
2 期間
終値は期間値幅の上限に位置している。
こういった習性を利用したのがストキャスティックスなのです。
その一方で相場に明確なトレンドが出ているときは指標が天井または底に張り付いたままとなってしまう性質があるため、逆張り手法が全く機能しない時間帯がある点に注意する必要があります(これは全てのオシレーター指標に言えることでもあります)。
一般的にストキャスティクスはレンジ相場で有効であり、トレンド相場では有効ではないと言われています。
計算方法
特徴としては
反応の素早さは%K>%D>S%Dとなりますので、だましに会う確率も%K>%D>S%Dとなります。