究極のオシレーター(Ultimate Oscillator)

解説

これはラリー・ウィリアムズによって開発されたオシレーターです。
狙いとしては、通常オシレーターは設定期間が短いとダマシに引っかかりやすいし、長ければ有効なシグナルを発しにくくなるという特性を持っています。
それを少しでも解消するために最初から異なる期間を指標に盛り込んだものがこの究極のオシレーターになります。
ラリー・ウィリアムズは計測期間に7、14、28の3つの期間を使用しています。

計算方法

{((n期間のΣBP÷n期間のΣTR)×4)+((2n期間のΣBP÷2n期間のΣTR)×2)+((4n期間のΣBP÷4n期間のΣTR))}÷(4+2+1)×100[%] ※ BP=終値-TL(真の安値)、TR=トゥルーレンジ

設定方法

スクリーンショット 2016-04-05 6.38.48これは、前日の期間7日14日28日の究極のオシレーターが30以下を表しています。

使用方法

この指標の一般的な使用方法は、逆行(ダイバージェンス)をシグナルの判断にしています。 買いの場合は30%以下、売りの場合は50%以上で起きた逆行現象がそれぞれのシグナルとなります。買いシグナル
ダイバージェンスが起き、UOの高値ブレイクアウトが起こった時。手仕舞い
①UOの70%以上が利食い目安で、35%以下もしくはUOの直近安値が損切りの目安です。
②逆のシグナルが出たらドテンを行う。(買いポジションを手仕舞い売りを行う。)売りシグナル
ダイバージェンスが起き、UOの安値ブレイクアウトが起こった時。手仕舞い
①UOの30%以下が利食い目安で、65%以上もしくはUOの直近高値が損切りの目安です。
②逆シグナルが出たらドテンを行う。(売りポジションを手仕舞い買いを行う。)上記の使用方法はあくまでも一般的な裁量で行うルールです。