MACD

解説

MACDは“マックD(ディ)”と読みます。
MACDとはMACDとそれを単純移動平均化したシグナルの2本のラインを用いることで、相場の周期とタイミングを捉える指標です。
MACDの傾きからトレンドの方向性を見るといった利用方法もあります。MACDはダマシが少なく使いやすいので、一部根強い人気を持つ指標です。
「Moving Average Convergence/Divergence Trading Method」の略で、日本語では移動平均・収束・拡散手法と言います。

ロジック

MACD=短期EMA-長期EMA MACDシグナル=MACDのSMA MACDオシレーター=MACD-MACDシグナル*EMA(指数平滑移動平均線)
*SMA(単純移動平均線)

設定方法

MACD,MACDシグナルスクリーンショット 2016-03-29 19.32.02これは、前日MACD(短期12日、長期26日)が前日MACDシグナル(短期12日、長期26日のMACDの期間9日間SMA)を上抜けしたことを表していますMACDオシレータースクリーンショット 2016-04-05 6.49.58これは、短期12日間、長期26日間、SMA期間9日間のMACDオシレーターが0以上であることを表しています。つまりこれはMACDがMACDシグナルの上に位置していることを示しています。

使用方法

<MACDの買いシグナル> MACDがプラスマイナス0を下から上にぬく(順張り) マイナス圏でMACDがMACDシグナルを下から上にぬく(逆張り)<MACDの売りシグナル>
MACDがプラスマイナス0を上から下にぬく(順張り)
プラス圏でMACDがMACDシグナルを上から下にぬく(逆張り)MACDがプラスマイナス0の数値をぬく場合は、そのトレンドがさらに継続する、という目安になります。